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最終推理 狭山事件 浮かびあがる真犯人 高ヒット
2017/3/7 14:40 投稿者: manager (記事一覧) [ 1756hit ]

最終推理 狭山事件
浮かびあがる真犯人

 

著 者    甲 斐 仁 志

発行所    株式会社 明石書店

編集協力    小石川ユニット
制作    デルタネットデザイン
装 丁    明石書店デザイン室

 

推理小説には、怪我などで動けない主人公が推理を繰り広げる「ベッド・ディテクティヴ(寝たきり探偵)」「アームチェア・ディテクティヴ(安楽椅子探偵)」という分野があるが、それを真似すると、本書は「デスクトップ・ディテクティヴ(パソコン探偵)」ということになろう。友人から預かった資料をデジタル化して三つのディスプレーの画面に並べ、善枝さんとほぼ同世代の私の経験をもとに推理を繰り広げた。
大学で建築学を学び、長年、市町村・都府県のさまざまな計画づくりの仕事をしてきた私の方法論は、さまざまな可能性を考えて仮説を立て、すべてのデータと付き合わせてチェックし、もっとも矛盾のない合理的な仮説を真実としてみていくという「仮説検証法」である。本書では、仮説構築・検証過程をいちいち詳しく書くことはできず、残った結論だけを書いたが、捨てた多くの仮説の検証を含めると、ほぼ二年間、毎日、狭山事件を考え続けた。
私は科学捜査や裁判には、このような時間をかけて考える「仮説検証」の過程と、それを判断する多様な経験則が必要であると考える。違法な捜査で多くの死者を出し、五一年も石川一雄さんにぬれぎぬをきせ、貴重な人生を拘束した狭山裁判は、その誤りを徹底的に検証され、次の捜査と裁判に活かされなければならない。


あとがきより

電話番号AK001
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