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第2宣言

 

商業出版とはそもそも「売らんがため」ではないか。売れなければ、すなわち読まれず、本を出す意味がない。本は読まれねばならない——その通りです。

では、どのくらいの部数なら読まれた、といえるのか。『1Q84』のように、100万部単位というのは例外中の例外、せいぜい1万部単位で二桁の10万部以上なら大成功。
だから初版は1万部がいいところ。数千部がほとんどです。

商 業出版の新書は1万部ベース。1万部売れるとは限らないが、その可能性があるだけで魅力があり、いろんな内容が氾濫している。ところが、本来なら数千部の ものを無理矢理作り替えたり、1万部は無理だからと却下されたり、無内容でも著者の知名度優先でイメージ先行だったり。今の出版の矛盾がまさに新書に集約 されている。

では数千部の新書はどうか。実はこれがユニット新書の出発点です。
ずばり初版3000部の新書なら無理なく、また決して少部数とはいえない。
その場合、定価を上げてしまえば、単行本と変わらず、単なる新書サイズの本になる。
定価を1000円程度にするには、あらかじめコストダウンがビルトインしなくては。
そこで、著者や関係者が資金や労力の提供でコスト軽減を図り、売れれば回収できる出資-リターンにすればどうだろうか。

ならば、完全な自費出版でもよいのではないか。あるいは買い取りを含む一部自費出版、著者と版元の共同出版などとどう違うのか。それらでもよいでしょう。
しかし、ユニット出版は自費出版とは一線を画します。まずは資金負担を軽くしたい。
それから、形態があまりにバラバラなので、読者が手にとりやすい新書に統一する。
自費出版はしばしば著者のエゴに偏り読者のニーズを無視しがちで、まともな書評の対象にされにくい。ユニット出版は透明性を確保し、クオリティを維持して、負のイメージを一掃したい。

か くして、自費出版の要素を取り込んだ商業出版、商業出版と切り離せない自費出版はいかが。いや、そのどちらでもない。自費出版と商業出版、それぞれのメ リットを生かし、デメリットを消すユニット出版が待たれているのではないか。もちろん、都合のよい話ばかりはありえません。だからこそ、ともに挑戦してみ ませんか。

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「ゆにっと出版」は第三の出版形態
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