トップ  >  「ゆにっと出版」は第三の出版形態

第1宣言

いま新書と呼ばれるレーベルはおよそ50あるとか。新書の時代、である。
出版社は、新書を出している版元と、そうでない版元に大別しうる。
新書を出しているから大手で勝ち組なのか、といえばそうとは限らない。
いずれ撤退、縮小し忘れられていく新書少なからず、新書なしで着実に存在感を増し読者に支持されていく版元あまたあろう。新書はたいがいの書店で棚にまとめられ、読者はそこから選べる。
書店の規模やレイアウトによるが、おおむね版元ごとに一定のスペースが配分され、いわゆる「棚がとれない」新書はその他のスペースに入り込む。
棚に入ったからといって安心できない。スペースは限られ、次々に新刊が届くので、売れなければたちまち返品されてしまう。
大書店は別にして、読者が実際に目にし、手に取るチャンスはあまりない。

では、新書は出尽くしたのだろうか。もはや屋上屋を重ねるしかないのか。
ノー! われらは新しい新書、「ゆにっと新書」を世に問いたい。
では、なぜ「ゆにっと新書」なのか。そもそも「ゆにっと新書」とは何だろう。
実物を見ていただこうと、まずは1冊世に出したばかりだ。ネット上で呼びかけ、ブログで発信し、実際に書店に出向いて、棚に置いてもらい、いわば歩きながら走りながら軌道に乗せていきたい。

著者主導型出版を

「ゆにっと新書」は「売らんがため」の商業出版の新書とは異なる。
著者を含む出資者が発行元となり、既存の出版流通・ネット流通をフル活用。定価は他の新書とほぼ変わらない1000円+税と抑え、本気で売る。出版するだけして後は流通まかせというのではなく、著者も編集・制作者も、全ての関係者が汗をかいて、読者の元に届ける。
その意味で、「ゆにっと新書」は原点回帰に他ならない。何のために出版するのか。売れないより売れた方がよいに決まっているが、ただ売れさえすればよいのか。

たしかにこれまでにも数多の良書を発行する出版社はあったし、今もあるだろう。しかし、そのどれもが孤軍奮闘を強いられ、時に力尽きたことも事実である。その結果、商業主義に陥らざるを得なくなったことも事実であろう。

だが、今出版の形態は変わりつつあり、かつてのようなコストがかからなくなってきたこともまた事実である。だからこそ、著者の自らの想いを世に問いたい、という意思を最大限に尊重し、その出版に関わる者の創意と工夫で、出版─流通を貫いた新たなビジネスモデルの構築が可能なのではないだろうか。

その経費を全て著者が負担するという自費出版という方法もある。出版コードをとり、既存の流通に乗せることも可能であろう。しかし、その多くが書店の棚に並べられることもなく返品され、その全てが著者の手元に戻って完了、というのが偽らざる実態でもあるのだ。

かくて「ゆにっと出版」は商業出版でも、自費出版でもない、第三の出版形態をめざす。
著者と出版関係者がユニットを組み、創意工夫のネットワークによって、商業出版や自費出版にできない、読者との出会いを実現する。イエス! それは可能なのだ。

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